Others

パートナー農家さんに聞いた有機農業物語!

先日行われたHASORA3周年イベント「Meet the farmer」では、
ウッタラカンド州、ハリヤナ州から4名のHASORAパートナー農家さんが会場に集まり有機農業について参加者の皆さんの前で、熱いお話をしてくれました。

なんと、ウッタラカンド州の農家さんは、会場まで夜行バスで約7時間かけて来てくれました。農家の方々にとっても、普段なかなか会う機会がない消費者のみなさんと直接お話ができる貴重な場となりました。

Q&Aセッションでは、参加者の皆様から有機農業に関して、様々な質問がありました。


ひとつひとつの作物に作り手の農家さんの想いや苦労があります。

今日は、パートナー農家さんのそのような想いや普段どのように農業をしているのかなどを紹介したいと思います。

 

 

パートナー農家さんとのQ&A

 

Q1. 有機栽培とそうでないものは何が違いますか?

有機栽培とは、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、環境への負荷をできる限り低減した農業です。

 

インドでは主に、牛糞・牛尿などを有機肥料として使ったり、落ち葉や雑草を堆肥にしたりする、自然の力を生かした環境にやさしい農業です。

 

また、有機農業は人体に悪影響を及ぼす農薬を使用しないため、家族や自分の健康状態が改善しました。畑に数匹の牛がいるのですが、その牛達の健康状態までもが良くなったと感じています。

 

 

Q2. 殺虫剤や化学肥料などの農薬の代わりに何を使っていますか?

殺虫剤の代わりには、殺虫効果のある、にんにく・ニーム(インドのハーブ)・レモングラス・チリなどの天然成分を活用し、虫を殺すのではなく近づかないようにさせています。

 

虫は黄色に寄ってくるため、黄色のバケツに水を貼って畑に置いておきます。また、粘着テープを畑に置いておき、害虫を捕まえています。

 

化学肥料の代わりには、植物性・または動物性の有機肥料を使っています。収穫後の茎や根、草取りをした雑草、落ち葉、枯れた草木などの有機物を使い堆肥にします。また、牛糞・牛尿・ミミズ使って、より肥沃な土壌を作っています。などで土作りをしたり、ミミズの糞にはチッ素、リン酸、カリ、カルシウムなどのほか、土壌中の有機物が多く含まれ、すぐれた肥料になります。

 

Q3. 有機栽培のものとそうでないものの農作物の、見た目や味に違いはありますか?

有機栽培の野菜はサイズが小さくなる場合が多く、濃い味がします。また有機栽培の野菜の方が柔らかいため、調理時には野菜の火が通りやすいです。

 

見た目に不自然なツヤがある場合、農薬を油膜で塗布している場合があります。

 

また、先日ある実験を行ったのですが、有機栽培で育てた小麦と農薬を使って作られた小麦で、それぞれ2種類のチャパティを作り動物に与えた場合、鳥や犬でさえ有機栽培で作られた小麦のチャパティを先に食べるということがわかりました!

 

Q4. 有機農家を営む中で、最も困難なことは何ですか。

慣行農法から有機農法に切り替えると、特に最初の2~3年は収穫量が減ってしまうため、収入を確保することが困難です。

 

通常、野菜市場では農薬を使って作られた作物と有機栽培の野菜とを区別する仕組みがまだないので、手間をかけて育てた作物を高く売ることができず、安定して販売できるマーケットの確保が非常に困難です。

 

 

Q5. 夢は何ですか?

インド国内のすべての農家が農薬に頼ることのない農業をし、すべての人々が有機作物を食べることができる幸せな未来を作ることです。

 

 

たくさんの想いの詰まったHASORA野菜。

普段食べているものにはたくさんのストーリーがあります。

少しでも皆様に作り手の想いが届いていたら幸いです。

 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *